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“Caretaker” スリーピング・ジャケット

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「イカれチン↑」OG=ブランド、
記憶をテーマにしたライン、
“Caretaker”から、

コムデギャルソン、Archivio J.M. Ribotを彷彿させる製品加工が施されたジャケットが到着↑

コットン・ポリエステル素材のジャケットに、
GA!FA 「降地　KUDA-CHI」と同じ染色の工程を踏み、ポリ部分に反応する様に、
「熱」による縮絨加工を施してフィニッシュした1枚↑

ヨレてマス、ヤレてマス。

サイズ：
肩46cm 袖丈67cm 身幅48cm 着丈70cm

着心地のよいジャージー素材のジャケットをメディウムに、手縫いでボタンホールを増設。

オーバーダイ加工後に、
フランス・アンティークのコロゾ、ボーン、シェルボタン、ビンテージのホーンボタンやウッドなどランダムに取り付け、水通し後にアイロンを当てています↑

染めを重ねたが故の、
絶妙な色合いのストライプ生地やボタンホール。
そこに光る美しいボタンの配列。

染色の工程でも縮んでますが、
最後わアイロンでフィニッシュ。

ヨレやヤレ感に加えて、
パイピング生地のテカリなど、
既に着込まれた様な不思議な風合いになっておりマス。

伸縮性のある程よい厚みの生地感
汎用性も高く、
通年でリラックスして着用できる素材感。

175cm72kgのガッチリ体型でも着用可能。

ジャストかパツパツくらいが、
現代的な素材にクラシカルなボタンと意匠＝衣装を合わせた、このジャケットらしい着崩し方カトちゃん＝P

塩による色止めの処理をしてマスが、
経年による褪色も染色の醍醐味のひとつ。
手洗いわもちろん、洗濯機もOKなので、
イージーケアをしながら楽しめる1着デス。

●

時間と云ふものわ伸び縮みする代物ですが、
記憶もまた、寝ている間の夢の中で、
大きくも小さくもなる。

脚色もされれば、色褪せもするでしょう。
どうやら記憶自体わ少しも変わらない様だが、思い出す能力わどうでありましょうか。

今期の月9ドラマわ、
記憶喪失者が大量発生とのことデスが、
事故による外傷性だけが記憶喪失でわあるまい。

我々わ、何を見ようとして何を忘れたがるのか。
何を選び、何を(敢えて)選ばないのか。

私わ、
この布と布を引っ掛けるボタンと云ふものを見ていると、
記憶と云ふのも、こんな物でわないかと思います。